初愛~初めて愛というものを知った~





「でさ、その時瀬戸くんが~」


「ねぇ、、響海?」


「ん?どしたの?夏美。」



瀬戸くんと話すようになって約3週間後。
友達の夏美と帰っていた時の事だった。



「最近瀬戸くんとよく話してるよね」


「まぁーね!結構話しやすいし、楽しいしで、仲良くなれたんだよ~(*´∀`)♪」


「もしかして瀬戸くんのこと好きになった?」



「‥‥はっ?」



突然何をいいだすんだ。こいつは。
びっくりした表情で響海は夏美を見る。
夏美はニヤニヤしていた。



「ここ何日かの間。響海、瀬戸くんの話しかしてないよwこれは恋が始まってる予感がしますなぁ~」



「嘘ばぁ!そんなことない!絶対ない!」



「どーかなぁ~」



ない。絶対ない。響海は否定し続ける。



「まぁ、でも。私は瀬戸くん、いいと思うよ。響海に合ってると思う。」



「そうなん?‥‥って。好きじゃないからね!」



「はいはい。じゃあ、ばいばーい」



「‥‥ばいばーい」



タイミングの悪いところで別れる場所についてしまった。
くっそ。


「‥‥絶対好きにならんし。好きじゃないし。年下なんか恋愛対象外だし。」


一人でそんなことを思いながら帰ったのであった。
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