恋路
ずるずる
ずるずるっ…
相変わらずの気まずいムード
「あのさ…」
「なんですかッ?!」
私はいきなり喋られてビックリして麺を口から出してしまった
「うっわ…
す、すいませんすいません」
私は恥ずかしくて死にそうになりながら必死で謝った。
「ぶ…」
「え?」
なんだいまのぶって??
「ぶははは!!
やばい!
超ウケる!!
片桐サン最高〜」
「わっ、笑わないで下さいよ!! 」
私は顔が真っ赤になった。
だが、このことで気まずい雰囲気はなくなり色々なことを話し始めた。
大輔サンはサッカーが大好きでフットサルをやっているということ。
旅行会社に入るために専門学校に行ってること。
高校は医学部に進む人ばかりだったのに自分は行けなかったということ。
そしていつのまにか
朝になっていた。