恋路

「ん…寒いぃぃ…」

あれ?

ここどこだ?


私は寒くて目が覚めた。

隣には大輔サンが寝ている

ぇえっ?!!!


しばらく状況把握に時間がかかった。


そういえば、昨日ラーメン屋に閉店までいて
まだ話たいからバイト先の更衣室にきたんだった。


「いつのまに寝ちゃったんだろ〜」

独り言を言っていると大輔サンも目を覚ました。


「あれ? 朝じゃん〜」


大輔サンはそう言うと私の肩に頭をのせてきた。


「えええ?!」


ビックリしたが大輔サンの言葉で私は何も言えなくなる


「あと5分だけ寝かせて…」

すごくきれいな寝顔で
何も言えなかった。


5分経っても起こしたくないな…。


この頃から私は大輔サンに惹かれ始めていたのかもしれない…



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