シエルダンテラーT
「いやなあ、そこがいいんだろ人型でだよ、空を飛ぶその感覚を前進の五感すべてを使ってじかに楽しめるんだよ、いいと思わないの。」
「全く、てか五感の場合どうやって味わうんだよ。」
「それは、肌で感じ取れってことだ。」
「ふーん、てか今更だが学校に雑誌持ってきてもいいのか。」
「ホントはダメだけどいいじゃないか。」
「あのなあ。」
「でもやっぱ、今俺のイチオシはやっぱこの高橋 裕(たかはし ゆう)だよな、俺らと同い年くらいだけど凄い成績を残しているところかな。」
「ふーん、すげえんだな。」
「その反応はねえだろ、しかも中々表舞台へ出てくることが少ないんだがその都度その土地の最速タイムを次々塗り替えていくんだよな、すごいと思わねえか。」
「全く。」
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