浸る。
そのこと
きっと君はまだなにも知らないんだ




青空を写す水たまり



でも何故か灰色に曇る表情




あのときの辛い記憶




思い出す時


時間が止まる



心臓が破裂するのかと思うほど




息が止まる



ある雨の日に




赤い傘をさして歩く女の子


目の奥を熱くして涙を流しながらいう





わたしは一人

今日も一人



そしてずーっと独り





でもわたしの心はわたしだけのもの



わたしを大切にできるのは私だけ




誰にもわたしの心を支配させない




わたしを守れるのは私だけなの

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