身長10cm差の恋は成立するのか。




「千紗?どうしたの?」


急に横から話しかけられた。


話しかけられた方を見ると、朋ちゃんだった。




「朋ちゃん……っ…」




朋ちゃんの顔を見た瞬間涙目になってしまった。



「ちょっと移動しよ」



朋ちゃんは私の力なく下がった手を掴み、引っ張って歩き出した。



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