身長10cm差の恋は成立するのか。





鳴った理由はメールで、その送り主は陽介だった。



『大丈夫か?

今日学校終わったら千紗の家行くから。

ちゃんと大人しく寝ろよ』



……会いたいっていうか来るんだった!



どうしよ!


とりあえず部屋片付けないと!


かばっと起き上がると強い目眩がした。



どうやら熱が上がってきたらしい。



陽介が来るまでは時間があるからとりあえず寝よう。



半分気を失うように眠りについた。




< 76 / 123 >

この作品をシェア

pagetop