[完]愛されたくて
体育祭で使う旗作りで、よく二人で放課後に作業をしていた
「椎名くんって、作業丁寧だよね!」
そう言って顔を上げて見ると、目を開いてあたしを見ていた
「だって、すっごく綺麗だもん!」
旗の隅々まで、綺麗に絵の具で塗られていた
「あたしの方が汚いかも…」
本当にそう思ったからヤバいかも?と思って旗を見ると
「ははっ、はははっ!」
笑い声が上から聞こえたから顔を上げたら…
「清水って面白いな!」
椎名くんが、笑ってた
普段はキリッとしてて、一重だけど大きめの目が、笑うと細くなって…
すっごくかわいい笑顔だった。
あぁ、こんなに優しく笑う人なんだなって。
「椎名くんって、作業丁寧だよね!」
そう言って顔を上げて見ると、目を開いてあたしを見ていた
「だって、すっごく綺麗だもん!」
旗の隅々まで、綺麗に絵の具で塗られていた
「あたしの方が汚いかも…」
本当にそう思ったからヤバいかも?と思って旗を見ると
「ははっ、はははっ!」
笑い声が上から聞こえたから顔を上げたら…
「清水って面白いな!」
椎名くんが、笑ってた
普段はキリッとしてて、一重だけど大きめの目が、笑うと細くなって…
すっごくかわいい笑顔だった。
あぁ、こんなに優しく笑う人なんだなって。