恋に涙を花にはキスを【コミカライズ連載中】
「ハンター、て」
「まあ、後腐れは無さそうだけどな。あちこち男渡り歩いてるタイプらしいし一時の慰め程度かもなお互いに」
「…………」
一時の、慰め。
後腐れないタイプ?
それがどういう意味なのか、考えれば血の気がひいた。
その後も続く糸ちゃんの実況中継に耐えながらお料理をいただいていたけど、まったく食べた気がしない。
そろそろ、本気で酔った人達が出て来た頃。
東屋さんが、お手洗いなのかなんなのか席を立つのが見えた。
あ、と、つい私も腰が上がりかける。
だけど、そんな抜け出した時見計らって追いかけるなんて白々しいかも、とか迷っていたら。
池内さんも、東屋さんが出てから1分も経ってないのにいそいそと出て行ったのだ。
もう、じっとなんかしてられなくなった。
「まあ、後腐れは無さそうだけどな。あちこち男渡り歩いてるタイプらしいし一時の慰め程度かもなお互いに」
「…………」
一時の、慰め。
後腐れないタイプ?
それがどういう意味なのか、考えれば血の気がひいた。
その後も続く糸ちゃんの実況中継に耐えながらお料理をいただいていたけど、まったく食べた気がしない。
そろそろ、本気で酔った人達が出て来た頃。
東屋さんが、お手洗いなのかなんなのか席を立つのが見えた。
あ、と、つい私も腰が上がりかける。
だけど、そんな抜け出した時見計らって追いかけるなんて白々しいかも、とか迷っていたら。
池内さんも、東屋さんが出てから1分も経ってないのにいそいそと出て行ったのだ。
もう、じっとなんかしてられなくなった。