私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
唯一体育だけは あまりしなくていい授業だったが サッカーなどのゴールキーパーにさせられ ボールをぶつけられる事もあった
今まで普通に出来ていた事ができなく 皆をだた見ているのも悲しいものだった
こんな学校生活も 先生も 皆みんな嫌いだった
毎日が不安の生活で自信もなくなっていった
学校に行くと 羨ましいと思う事が沢山あった
皆学校に可愛い服を着て来て 私は 着たい服があっても着れない と思い諦めていた
足が悪いので 靴も履きやすく 歩きやすいサイズの大きい物で 左足に合わせて買っていて それしか履けない
服もいつもジャージ か ゴムの物で その頃はジーパンなんて履けなかった
左手ほんの少し指がひらく程度 それもうーんと頭で考えないと 動かない
ジーパンを履くには左手の力が必要だった
こんな左手に私も 周りも 時間さえ待ってはくれない
履いたら終わりなら良いのだけど トイレに行かない訳にはいかなかった
右手なら特に何も考えなくても 簡単に動かせるのに 左手はそうもいかなかった
麻痺しているから変な力が入ってしまう
それも感情とともに これが一番 の悩み自分の手なのに何をしても全く言うことをきいてくれない
悲しくなるし 何をしていても左手が気になって他のことが手につかない
私を見ろと 左手が 意思表示 しているよう
こんな手ならいらないと心から思った