私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
5 戻らない放課後

放課後は いつも自転車で 走り回りどこどこに蟹がいたや魚がいた カエルを捕まえたなどで 学校で遊ぼうと 電話もを掛けたり かけずに集まったりと 楽しく遊んでいたのに もう自転車には乗れず 家に居ることが 多くなった

すごく悲しかった事は 好きだったゲームが出来なくなった事はだった

当時は 任天堂64 や プレイステーション ゲームボーイなどをやっていた

どうしてもコントローラが持てず ボタンも片手で押せる位置になく どうしてもやりたくて どうしたらできるか考え 最初は難しく慣れるまで 時間がかかったが できない事は 何度やってもできなかった

できない事は ゲームに関わらず 辛く悲しい事だった

努力すれば 誰でも なんでもできるなんて言葉は 嘘だと思った

友達の家でのゲームもなくなった

前のように 皆と遊びたかった

友達の家に行くのが大変だったので 家に来てもらうことが増えた

一緒に遊んでも 面白くなかったかもしれない 退屈だったかもしれない 自分勝手だったかもしれないが その時の私にとって楽しい事だったのだと思う

電話をかける度 ドキドキで断られるのではないかと思っていた

遊べると言われるとすごく嬉しかったのを覚えている

習い事をしている子も増えていて 遊べない事もあった

私は好きだった 習い事の水泳もできなくなり 辞める事になった

いくら色んな出来ることがあっても沢山練習してても 結局病気になってしまったら 動けなくなってしまったら 全くの無意味なんだと 思った
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