私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

ほとんど動くことがなくなったので段々と太っていった

私みたいな身体になったら生きていけないと 言われた

例え生きていけなくても 何があっても 命がある以上生きなければいけない

辛くて 悲しくて 惨めな事ばかりで 死にたいと思う時が 何度もあった

死ねたらどんなに楽だろうと思う事も沢山あった

死への恐怖もあったから死ねなかった

変に生き残ってしまっても困る

今度は寝たきりになり自ら死ぬ事もできなくなったら余計怖い 周りに迷惑をかけてしまう

時々 頭が痛くなる

それが ただの頭痛なのか 病気の前兆なのか わからない
その度 また倒れてしまうのではないかと言う怖さがあった

意識を失うのも怖かった

通院しているとは言え いつ再発してもおかしくない

また同じ目に遭うのなら また怖い思いをするのなら
あの時 なぜ助かってしまったのか?
こんなに辛くて苦しい思い 悲しい思いもしなくてよかったのにと 何度思ったかと悔やんだ

生きている意味などあるのか?

何もできないこの私が もし 神様 がいるのなら
神様 は残酷だと思った

今まで出来ていた事 全てできなくなり これから出来るはずだった事も もうできなくなって やりたい事も沢山あったと思う 私の未来がなくなった気がした

< 26 / 96 >

この作品をシェア

pagetop