私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
もう一度 何々をやってみたい と思う事が沢山あった
ふと あやとりがやりたくなった
病気になる前は あやとりが 得意で大好きだった
よく皆でやっていた
今はもうできない
両手でなければ難しい
たかがあやとりかもしれない あやとりぐらいかもしれない けれど私には もうできない遊び
こう思う事 諦める事 が今まで何度あっただろう…
私は出来なくなるまでが 早かった
やりたい とやってみたいと思う事を 見つける前に病気になってしまった
多くの事が もう一生できない事ばがりだった
私の毎日を癒してくれたのは もも だった
ももとは いつも一緒だった
何も考えてはいなかったと思うけれど ずっとそばに居てくれた
嬉しい事と言えば プレゼントを貰える クリスマス や誕生日 学校が休みになる 夏休み 冬休み お祭りや お正月 学校のない 休日は嬉しかったが 日曜日になると
いつも憂鬱になった
家族旅行にも行った その時だけは 楽しかったと思う
どうして 楽しい事は 忘れてしまうんだろう
辛い事や 苦しい事は 色あせないで今でも記憶に残っているのに
時々 嫌な記憶が蘇る
声を出して叫びたくなる事も多々あった