私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

人が怖くなり 人を避けるようになった

外に出掛けていても 周りを見渡すようになり 落ち着くことが出来なかった

少しでも知ってる人や 見たことがある人を 見つけると隠れるようになった

通り過ぎるまで ドキドキ していた

学校の帰り際にいきなり ガンつけるな と言われたりもしたし見てないのに 何見てんだよと 言われた事もあった

さすがに腹がたったが近くにいた訳じゃないので 反抗できず 何も言えなかった

相手は 集団で窓から言ってきた

もしも面と向かって言われていたら言い返していただろう

自分の使える鞄を入れる棚の前にクラスの女子が集まっていると 鞄を取りたくてもとれず 何か言ったら ウザイや睨まれたり 返ってくるだろう言葉が怖く 言わなきゃ言わないで なにか言えばいいのにと キレられるのも怖かった

ただいなくなるのを待っていた

皆が敵としか思わなかった

いじめ を見て見ぬふりをしている人も どちらの気持ちも私はわかっていた

いじめ を助けてあげると 次は 助けた子がいじめられる一緒にいじめるといじめっ子と仲良くなれる

誰も私と関わる人などいなかった
< 44 / 96 >

この作品をシェア

pagetop