私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
一人でトイレもできなくなってしまった
ご飯も食べづらくなり 飲み物を飲むと左の口からダラダラとこぼれ落ち 誰かの手伝いなしでは 何も出来なかった
病院の治療は 痛く注射や薬が続いた
私が嫌いな検査は MRIだった
MRIは 痛くはないものの機械の中は狭く動けない そしてものすごい音がする
実際に聞いたことはないが 銃声のような音が何度もする
その度にびっくりする
このまま出られなくなってしまうのではないかと不安と恐怖だった
何度も泣いてしまい 動くとやり直しになるので我慢するしかなかった
検査時間は 40分程度 恐怖の機械だった
病気になってすぐ検査したらしいが記憶にない
今でも通院の時にMRIの検査がある
大人になっても検査の度ビクビクしている
今は耳栓を貸してくれてはいるが 昔は何も付けずに検査していた
一般病棟には大体一ヶ月くらい入院していた
左半身が全く動かなかった為 リハビリがはじまり最初は難しかったけれど一人で 車椅子に乗れるようになった