私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
9 ともだち
私にとって すごく 嫌な行事がきてしまった
二年と言えば 宿泊研修があり グループに別れて一緒に行動しなければならなく 皆と同じ行動が上手くできない私にとって すごく気が重かった
市内とは言え電車やバスに乗る事も不安だった
Sと同じグループになり 他三人は 話した事のない仲良しグループで この五人で行動することになった
バスの時間が と皆が走ったり ついていくのがやっとだったり 誰かが気遣ってくれる訳もなく バスから降りる時 上手く財布からお金を出す事が出来ないため 時間がかかってしまう
バスに乗ったことがなく 乗り方のよくわからない私は バスの値段が急に上がる事で ドキドキ していた
その度に焦った
皆 料金が 変わる度にパッと用意していたけれど 私は中々できなく 一苦労と 降りる為の準備 急には立てない ので心の準備も必要だった
沢山考えなくてはいけない事ばかりで 自分の事だけで 精一杯だった
バスの乗り降りは 苦手だった
その時も Sには 頼ってしまっていた
こんな風に 当日に焦らないように前々からバスに乗る時 降りる時 大丈夫か心配だった
イメージトレーニングをしてきたけれど不安はつきなかった