私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

この大会を見ている事も 嫌なものだった

見ていると 私も病気じゃなかったら 一緒に出来たのにと考えてしまうから 周りが羨ましいと思っていた

私は 恐ろしく 冷めた奴になった

大嫌いな修学旅行があり すごく行きたくなかった

目的は お寺巡りとあまり話さない人たちとの交流で 仲良い人とはグループを組めないように勝手に担任が決めたルールでホテルの部屋では 色んな人と一緒になり 全く楽しくなかった

周りのテンションについていけず ほとんど人と会話をしなかった 不安で不安で しょうがなかった

食事の時 中華料理屋さんのような回るテーブルで一人一人にあたる料理ではなかったから 皆 自分勝手にぐるぐる回す 中々置いてある料理をとれない 片手なので お皿を持つ事も 料理をよそえず ほとんど食べられなかった

誰かに頼めば良かったのかもしれないが

こんな事で人に頼んでしまうのは良いものなのか?と私の中で こんなことも出来ないと思われる恥ずかしさから何も言えなかったし 迷惑をかけてしまうと言うことで頼めなかった

とても帰りたかった
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