私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
10 絶好
三年 秋になるとK子の事が もっと怖くて嫌になり 距離を置こうと思ってたが 無理だった
その時になってから あの二人が言っていた事を理解した
何とか距離をとったが 今度は 脅迫のような怒りのメールが送られてきた
メールと言っても ケータイを持っている訳じゃなく 母から借りて K子とメールをしていた
次の日 学校に行くのが怖かった
教室に入ると 雰囲気が変わっているように感じた
それから K子からのいじめが はじまった
K子は 周りの女子と仲良くなって 私の悪口を言ったり 睨んだり S達とも 今まで以上に仲良くし 私をどこまでも 一人にさせた
授業で グループの時も 前から一緒だったK子とで 私だけK子や周りから省かれた
無視されるのが 当たり前になっていた
私は負けなかった
どんなに行きたくなくても学校に通った
いつしか K子は K子を省いた二人とも仲良くなっていた
私は 目を疑った
そんなものなのか? とその光景を見てから 私は一度嫌いになった人は 二度と好きにならないと 心に決めた
そんなに簡単に好きになったり 嫌いになったり 悪口を言っていたのにと 何かずるいと思った