私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

あの二人は K子の悪口を言っていたのに また友達に戻ろうなんて言えない

私は K子の事は好きだった

K子の悪い所さえなければと 治そうと頑張ったけれど ダメだった

それでもこうなってしまったのは 私のせいなのだ

私が もっとK子と向き合って話をしていれば 良かったのにK子が キレてくると 想像してしまい K子が怖くて 正直に話せなかった

それから数年後に K子の悲しい過去を知り 私は次に会えたら 本気で謝ろうと思った

K子と離れてから Sとも 仲が拗れてしまい孤独になった

一人になって寂しさと周りからの視線やちょっとした発言に怖さや恥ずかしさがあった

Sからは 私に対して 無視が伝わってきて 話しかける事すらできなかった

その頃から 一人でもいいと思うようになった

誰かと話をしたり 話を合わせなければならない事に 疲れ 一緒に行動するのさえ 面倒になった

これ以上 誰かと一緒にいて揉め事を起こし 嫌な思いをするのが 嫌だった

なのに何故か 寂しさはあった

その後 Sとの仲は今までと同じではないが 戻った

改めて日本語って難しいと思った

自分が いくら必死に伝えても 相手には聞き間違いや違う意味に捉えてしまって 伝わっていない事があるという事を知った
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