私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

私にとって 誰かと歩くと言う事は 怖い事ばかりだった

外に買い物に行く時は いつも母とだった

変に気を使わず 話せる友達はいなかった

友達同士のトラブルもあった

友達で 仲の良かったD子とC子は 良かれと思ってC子の悩みを聞き 助けてあげた

けれどそれが原因で D子はグループの皆から省かれてしまったのだ

私は あまり関わっていなかった為 深く話は知らなかった

省かれてしまった D子と皆が また元に戻れるようにと自分だけは D子に優しくしようとD子と 話をした

それでも私の言葉は D子には届かなかった

このままこの学校にいても辛いと言い 高校を辞めて行った

もっと何か言ってあげていれば とめる事が できたのかもしれないと 何もできなかったのかと落胆した

それからD子とは 一度も会っていない

どこにいるのかもわからなかった

人とは時にいくら仲良い友達だったとしても ちょっとした事で いじめの対象になってしまう

それが ほんの些細な事でも 憎んだり 恨んだり 本当に仲良かったのかと思うほど けれどそれは誰にもわからない

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