私の物語(仮) ～ 生きてる意味知る為に～学生編

足も同様で緊張すると 足があげにくく足首は今よりも曲がってしまう

足首は曲がっていても更に曲がってしまうのは歩きにくく嫌だった

その頃から 人前に出るのが苦手になった

他人から見ると気にすることではないと思うかもしれない

けれど 私にはそれがとても嫌な事で恥ずかしいことだった

手足が心に反応しているので 誰かに心を読まれているようで左手はなるべく隠したいものになった

今でもその症状は治っていない

入院中に仲のいい子も沢山できたけれど 私は長く入院していたので 私より皆先に退院して行った

とても寂しく 退院していく子が羨ましかった

退院の見送りをしようと待っていたことが何度もあったけれど 何故か 一度も誰かの見送りができなかった

この時から 人との縁がなかったのかもしれない

病院の夜 怖い看護婦さんが夜勤になると恐ろしく怖く 不安であった

一番悲しかったことは家に帰りたくても帰れなかった事