私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

そんなに 話した事はないが 皆の事をちゃんと見ててくれていた

三年になると 先生が 皆の良い所を 発表してくれていた

私の事を 意志が強いと最後までやり遂げるやつだと言っていたが 良く言えばそうだけれど 悪く言えば頑固って事だよねって 自分の中で 思って恥ずかしかった

私達が 卒業後 担任の先生は 遠くへ転勤して結婚したらしい 今どうしてるかな?ってたまに考えたりする

担任の先生が教える教科は 簿記で 私は 苦手だった

授業は 難しく 簿記は 一つ間違えると その後の問題も全て間違えてしまう

厄介な教科だった

学校生活は 嫌な事も多かった

学校は 必ず制服があり 制服があると楽だった

私服選びが大変になるから

最初は 制服が 嬉しかったりしたが 私は 足を見られたくなかった

左足が 以上に細かったからだ

気付かないうちに 右足ばかりに 力を入れて歩いていた為 左足の筋肉が なくなった

右足に力を入れて歩いているとは 全くわからなく無意識だった

どうやって 歩けば左足に 力が入るのか? どうしたら筋肉がつくのかもわからなかった

左足は 段々と細くなっていった


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