私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

学校に 入ると必ずスカートを 短くしている人がいる

スカートが長いとダサい と言う声やイメージがあったので 私も短くしたかったが 足が 見えるのを 恐れ短くしなかった

皆が スカートを 折ったりしている中 私だけ浮いているのも嫌だった

皆みたいに 隠す必要がなかったらと 手も上手く使えていたらと 手が 使えないと スカートを折る事もできない

規則がある為 先生達に注意される前に 周りの子達は 器用に 素早く下ろす

私がやってたら中々下ろせないだろうなと思った

通りすがりの生徒に スカート長くない?と言われる事もあった

何気ない一言に傷付く事が 多かった

学校の中で 小さな事 嫌な出来事や 誰も気が付かないような事 些細な事の不便さが 沢山あった

できないことは 誰かにお願いするしかないのだか いつもいつも 手伝ってください やお願いしますと言うのは 私にとって とても頼みづらく 私は いつまで 誰かに お願いしますと頭を下げなければならないのかずっと頭の中で思っていた

高校時代の夢は 動物園の飼育員さんになりたかったと思っていた

今思うと 絶対なれないのに どこかでずっとなれると思っていた

私は 高校を卒業し 今のままで就職は 無理なので 資格を取る為 地元を離れ 一年制の障害者の職業訓練校に行く事になった


学生編~終了~
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