鬼社長の魅惑のボイス。

社長の秘密!?


絶対に面白がっている。

それは、見て分かった。
どうしょう……何故か私のが弱味を握られたような
気分だった。

「茹でたタコみたいになってるぞ?」

「だ、誰の……せいですか……」
必死に小声で反抗する。

「うん?よく聞こえないぞ?」

そう言いながらまた、顔を近づけようとしてくる。
もう……やめて。

するとデスクに置いてあった電話が
突然鳴り出した。

社長は、舌打ちをすると
その電話に出る。

た、助かった……。
危うく社長のオモチャにされるところだったわ。

その後は、仕事もあり
社長は、何もしてこなかったけど
いつカイ様ボイスが出てくるかと思うと
心臓がドキドキして身がもたなかった。

仕事が終わるとコンビニに寄り
そのまま帰宅。
部屋に入るなりベッドにダイブする。

< 18 / 79 >

この作品をシェア

pagetop