鬼社長の魅惑のボイス。
社長の秘密!?
絶対に面白がっている。
それは、見て分かった。
どうしょう……何故か私のが弱味を握られたような
気分だった。
「茹でたタコみたいになってるぞ?」
「だ、誰の……せいですか……」
必死に小声で反抗する。
「うん?よく聞こえないぞ?」
そう言いながらまた、顔を近づけようとしてくる。
もう……やめて。
するとデスクに置いてあった電話が
突然鳴り出した。
社長は、舌打ちをすると
その電話に出る。
た、助かった……。
危うく社長のオモチャにされるところだったわ。
その後は、仕事もあり
社長は、何もしてこなかったけど
いつカイ様ボイスが出てくるかと思うと
心臓がドキドキして身がもたなかった。
仕事が終わるとコンビニに寄り
そのまま帰宅。
部屋に入るなりベッドにダイブする。