鬼社長の魅惑のボイス。

「まだ時間がある。
その前に買い物だ!」

買い物……?

さっさと降りて行く社長。
私も慌てて降りて追いかけた。

向かった先は、高級な服が売っている
ショップだった。
すると社長は、何枚かの服を選びだした。

「これとこれ。あ、この服もだ!」

ポイポイッと私のところに投げてくる。
私は、慌てて受け取った。

数枚の服を選び終わると私に
「試着してみろ」と言われる。

えっ?私が……!?

「さっさとしろ。時間が無いんだ」

「は、はい。」

怒鳴られ慌てて試着室に向かった。
そして、よく分からないまま着替えてみることに。

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