鬼社長の魅惑のボイス。

今身に付けている下着は、
布地の少ない上にランジェリーが透け透けだ。
見られるのが恥ずかしい……。

「……いいじゃないか?
お前も普段から、こう言う下着を身に付けておけ」

「無理です……似合わないもの。
それより着替えますのでカーテン閉めて下さい」

するとカーテンを閉めてくれた。
だが、社長も一緒に入ってきたが……。

「ちょっと、社長!?」

「騒ぐな。もっとよく見させろ……」
そう言いながら近づいてくる。

いやいや、見させろって……。
恥ずかしさで、どうにかなりそうだった。

すると社長は、また耳元で
「そんな格好をして俺を誘ってるのかな?愛里」
カイ様ボイスで囁いてくる。

ゾクッ!!

「うっきゃあっ……んぐっ!!」
思わず悲鳴をあげようとしたら社長に
口を手で塞がれた。

「お前なぁ……こんな時に悲鳴をあげてみろ?
俺が変質者みたいに思われるだろーが」
キレ気味に言ってくる。

だ、だって……社長が
カイ様ボイスで囁くんだもの。

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