もし、私がいなくてもこの世界は何事もなく回り続けるだろう
ずっとずっと
私はずっとずっと片思いをしている


名前は中村遼。


あれは中学生の時だった。


自転車でコケた私に優しく声をかけてくれたのだ。


まるで天使の様な声で一言


「柴田さん、大丈夫?」


私の一目惚れだった。
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