【完】私、新しく生まれ変わります!



「⋯⋯ごめん」




そう言って私から離れる。



離れた瞬間、やっぱり海で感じたようなモヤモヤが支配してくるんだけど⋯⋯。




気づかないようにした。




「ううん。隼人くん大丈夫??」



心配して隼人くんの顔にのぞき込む。




「全然大丈夫」





「よかった」



そう言って笑ってる顔は大丈夫そうで。




よかった。少しでも力になれたのかな。私。




そう思ってにこっと笑顔で返すわたし。




隼人くんから沢山助けられたもん。沢山感謝することあるからその分私も返さなきゃって思ってたから。



ちょっとでも今隼人くんの助けになれたんなら本望だ。



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