幸せがずっと続きますように…
耳を澄ませて聞いていると話が聞こえてくる。




「葵、体調大丈夫か?」




「うん大丈夫。
向こうでも発作があったけど、みんな助けてくれたよ」




「良かった」




何か病気でも、持っているのかなぁ?
葵?ちゃんは…



「身体弱いのかなぁ?」



「かもな」


そんな会話が繰り広げられていたなんて蓮たちは、知るよしもなかった。




が。










そんなとき。












俺たちはある人に声をかけられた。






俺らを怪しいと思ったのだろう。





まぁ無理もないな。





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