幸せがずっと続きますように…
「ほら酸素が低くなってる。
自分のことをもっと考えろ。
自分が一番だ」





「そうだよ。
俺らより自分だ」




「ごめんなさい。
ありがとう」






愛と美穂はこの時どういうことか、わかっていなかった。




「ねぇ葵ちゃんって、何かの病気なの?」




そう聞いた美穂に瞬は首をふった。




「いいよ瞬くん。
ずっと隠しておけることじゃないし…」





瞬くんと翔くんならわかるでしょう。
お医者様なんだから…






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