幸せがずっと続きますように…
「蓮。
ありがとう。
ごちそうさまでした」





「ごちそうさまでした~」





ん?









なんかフラフラする。









あっ、貧血だ。





なんで今まで気がつかなかったんだろう。







頭に血がまわってなくて、気持ち悪い。







そんなとき蓮が気付いて支えてくれた。






「葵大丈夫か?
貧血だな。
気持ち悪いでしょう」






「う・ん」





「抱っこしちゃうよ」






そう言って私を姫抱きしてくれた。





車で点滴するか。




少し顔色悪かったからな。




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