素直になれなくて
数週間後
今日は、卒業式。
私は、泣きすぎて目が腫れてしまった。
そして、私は今日この街を出て新しい街に向かう。
この事は悠には、言っていない。
駅のホームにはさっきまで一緒に泣いてた仲間たちがいた。
みんなからの色紙やプレゼントはとても嬉しくて涙が止まらない。
「沙菜、いつも私のこと守ってくれてありがとう!!これからは、悠に守ってもらうね!!後、これ沙菜を思って作ったの!!沙菜は、バドの才能ある事、いつもいつも家に帰ってから庭でバドの練習してた事茅は、知ってるよ!!
他の所でもバド頑張ってね!!
沙菜なら日本一いや、世界一になれるから!!
大好きだよ!!」
私は、茅の言葉(、メッセージ)でまた涙が止まらない。
茅からもらったプレゼントは、シャトルで作ったキーホールダーだった。
他のみんなからもらった色紙には、
「沙菜なら絶対上手くなるよ!!」
「離れててもずっと友達だよ!!」
「沙菜のプレー大好きだよ!!これからも応援してる!!頑張れ沙菜!!」