幼なじみじゃ、なくなった夜。





「あ…ご、ごめん」



ストンと椅子に腰をおろして手持ち無沙汰にお冷を口に含む。




涼平の何か言いたげな視線が横顔に注がれてるのが分かった。




「わ、私帰るね。ちょっと飲みすぎちゃったみたい」



帰って頭冷やそう。明日も仕事だし。うん、それがいい。





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