幼なじみじゃ、なくなった夜。
「あー…飲みすぎた〜…」
マンションに帰った私は、カバンと、郵便受けに入っていた郵便物を机の上に放り出してベッドにダイブした。
フラフラする…。
そこまでお酒が強いわけではないのに、ザルの愛理と一緒だと、ついつい飲み過ぎてしまう。
今日が金曜日なのが、かなり嬉しい。
明日は何の予定もないことだし泥のように眠ろう。
でも、メイクだけでも、落とさなきゃ…。
怠い体に鞭打ってなんとか上半身だけ起こすと、机の上の郵便物、一枚のハガキが目に留まった。
取って見てみると、
高校の同窓会開催のお知らせだった。