幼なじみじゃ、なくなった夜。






「…うーん、実は今、ちょっと迷ってて…」



『えっ!?何でよ!?
私幹事なんだから、絶対きてよ!?』



「え、そうなの?」




ハガキをよく見ると、確かに、一番最後に【幹事・若林舞香】の文字が。





「さっすが舞香。よっ我らが生徒会長!」



『そーいう余計なチャチャはいいから。
彼氏も誘って2人で来てよ』



「は?彼氏ぃ??」




謎な発言をする舞香。





『え?彼氏、同じ職場でしょ?』



「…舞香、誰のこと言ってんの?」



『榎波に決まってるじゃん』





はい!?





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