幼なじみじゃ、なくなった夜。





思わず2人の間に入ると、「んだよ!?」と榎波が牙を剥いた。



「コイツのこと庇うのか!?」



「庇うとかじゃなくて、あんた今涼平に飛びかかろうとしたでしょ!?」



「してねーよ、穏便に話し合おうとしてるだけだ!」






どこが!?




そんなやり取りの間にも、私の頭上では2人の視線がバチバチとぶつかりあっている。




あー…もー…。





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