桜雅〜何度でも愛す〜
(…どこかで匂ったことがあるような…)

絆愛が神谷を目で追っている姿を

叶夢は切なそうな顔で見つめていた。

「では、今回の文化祭は…」

委員長が話し出したので私は

考えることをやめた。
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