桜雅〜何度でも愛す〜
「ほら、絆愛いくぞ」

大絆が私の腕を引っ張ってきた。

「えっ、ちょ、なんなのもう!
すみません、失礼します!」

先輩たちに挨拶する間もなく

大絆に引きずられた私は

そのまま屋上をあとにした。
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