〝幼なじみ〟なんて辞めてやる
数日たったある日、


庭に雛子が一人で座っていた。


母から貰ったという


ぬいぐるみを抱きしめていた。


何となく様子がきになって


こっそり見ていると


雛子の目からは涙が溢れ出した。


「…おかぁさんっ…うっ…おかぁ…さんっ」

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