タイトル未決定
涼太「そっか、ありがとう」


楓恋「いえ、あのお兄さん」


涼太「ん?」


楓恋「不躾ながら質問しても宜しいでしょうか?」


気になることがあったのよね


涼太「どうぞ」


さっきここに来たとき


楓恋「なんで希は泣いたんですか?」


涼太「希が言ったの?」


まさか、あの子がそんなこと言うはずがないでしょ


楓恋「いえ、たださっきこちらに伺った時あの子自分の手を握っていたものですから…

あの仕草は希が泣いた時にするものなんですよ」


涼太「さっき涼歌が」
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