タイトル未決定
ロイさんがどれほどまでに自分の責任だと背負い込み私のためにたくさんの仕事の合間に犯人探しをして私が帰って来れるように頑張ってくれていたなんてわからなかった



そんな思いをロイさんにもうして欲しくない




だからこそ私はちゃんと祖国であるクセルクセスに住まないといけない



母親たちだってそろそろ不審に思っているはず



だからこそ、行く前にきちんと気持ちの整理をしておきたい



行ってからじゃきっとそんなの考える余裕なんてないと思うし...




涼歌「...、..ん、楓恋、かれん!」




え、あ...




楓恋「あ、すず?どうしたの?」





涼歌「どうしたの?じゃないわよ


そろそろ亮輔達との合流地点だよ」




え、?もうそんなに進んだの?



私ってばどんだけ考え込んでいたのよー




楓恋「そっか、もうそんな時間経ったんだね


元之さん、船が見えてきたらそれに近づいてください」




私は元之さんにそうお願いして眠気に勝てずそのまま寝てしまった
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