タイトル未決定
「お食事にございます」



お手伝いさん…もとい千鶴さんが料理を運んできてくれて



「ありがとう」



そう返して私は食べ始める



「玲央、今日から送り迎えは結構よ」



今までは学校に行くのに行き帰りの往復で4時間くらいかかってたから送り迎えしてもらってたけど




これからは往復3時間で済むからもう要らないと思っていたのに…



「それはなりません。お嬢様になにかあってからでは遅いですから。」



案の定玲央は反対してきた



まぁ、想定内といえば想定内なんだけど…



でもね、ここで引き下がるほど私は大人しくないのよね



「いらないといったはずよ?それに涼と登校するともう決めているわ。先方にもそう伝えているわ」



涼ってのは西園寺涼歌この世界で5本の指に入るからいの大金持ち



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