タイトル未決定
それから二人でたわいもない話をして電話を切った



楓恋「お兄さん、電話ありがとうございました」



涼太「いいよ。………楓恋ちゃん、なに隠してるの?」



バレたか



楓恋「隠す…?私が?」



涼太「惚けないでくれる?涼歌にも隠してるよね。涼歌はバカだから気づいてないだろうけどさ。それってどうしても言えないことなの?」



言えないんじゃないかな



楓恋「いえない訳では無いんです。ただ、言いたくないんです。」



涼太「そっか、悩んでる事があるなら涼歌に相談してみな?涼歌はバカだけど相談ぐらいは乗ってくれるよ。なんたって楓恋ちゃんの悩みだしね」



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