耳を塞いで走った


どこまでも走っていける気分だった







君がいなくなった、この世界に


何があるんだろう





走って走って走って


行き場のないこの気持ちを
何処に捨てればいい









気づくと親友とよく来たあの場所にきていた





ここからは何もきこえなかった




叫ぶ声やサイレンの音





寝静まった街が見えるこの場所



君はここが好きだって言ってたな






< 11 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop