【完】『雨の日と月曜日は』

そのため。

一徹は自分が店長をしている店も月曜日を定休にしてある。

泉と出掛ける場合、月曜日だけは一徹は電車を使ったりもした。

凡事ながらそうしたことが一徹は自らを律するように徹底されていたので、

「ま、たまには電車もいいよね」

と、気持ちを前向きに切り換えて泉もデートを楽しんだりしていた。



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