あぁ、ごめん、好きすぎて…ついね?
「ねぇ?それぐらいにしない?そんな見られても困るんだけど。」




「え?いや、、見てないし。」




慌てて目をそらす。



「名前と学年教えてよ」




赤髪の少年が手を伸ばしてきた。




私は、手を握り握手をする。




「私は、橘 亜瑠。2年 4組」




「そう…亜瑠か。いい名前だね。」





にこっと赤髪の少年が笑う。




笑うのか。




無愛想なのかなって思ったのに。










「ていうかさ、こんな暇ないよね?」
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