あぁ、ごめん、好きすぎて…ついね?
思いっきり尻もちをつく。



流石に2回目となると痛い。



「ごはっ…はぁはっ。」





一気に酸素を取り込もうとする肺に咳き込んでしまう。



それでも、よつばになりながらも赤髪の少年の元にいく。








「あ、しまった。まぁいいや。」


赤髪の少年の顔についた砂を払い、抱き抱える。

目立った怪我がなくて本当によかった。















「こんにちは。亜瑠。」
顔を上げると手を差し出してきた。
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