あぁ、ごめん、好きすぎて…ついね？

は？
いつ…いつから？


ぽたぽたと私の足に血が流れる。

昔、自転車でブレーキが効かなくなり電信柱に激突した事がある。
その時足や手から沢山の血が出で
とても痛かったくて








とても




とっても













嬉しかった。






「キミは、もう、生きているって感じられない。
生きているのに生きているってことを感じられないんだ。
まぁ、もともとそんなこと感じられことなんてないのだからそんな確証なんてどこにもないのだけれど。」

もう………痛みを感じられない？






私は、生きているの？




生きていないならなんのためにここにいるの？




『あーちゃん。何をしてるの？』
いきなり頭に響くゆなの声。