あぁ、ごめん、好きすぎて…ついね?
僕は、愚かだ。




彼女の大切な人を殺してしまうなんて。







『愚かー?ぷっ。馬鹿なの?』





何の用だよ。






『何の用って早くゲームを始めてくれないからさ。』






ゲームって本当馬鹿だな、お前も繰り返すのか。





『だめ?
あーちゃんは、私のものなの。
なのにさ、あんなチキン男にとられるなんて許せない。』





チキン男か。

確かにな。

本当弱い奴だよ。







『なんなの。
早くしなさいよ。
早く、早くあーちゃんを………』





お前は、お前であってお前じゃない。




なぜ、お前は、彼女に言ったんだ。
近づくなと。




あれが本当の『うるさい!!』












『ほら、次にいきましょ?
次は、あいつよ。』



お前も残酷だな。

こんな所にあいつらを置いていくのか。







『当たり前じゃない。
あなたと私が初めて会った場所ですもの。』










まぁ、いいさ。




次に行こうか。





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