あぁ、ごめん、好きすぎて…ついね?
この小さな教会のドアを開ける。



ギィィィィイイイ……


錆びたような音が静かな森に響く。



「あれ?いらっしゃんたんですか?タロウさん。」
「うん。来た。」


森の中には、ある噂がある。

















人間を食べる天使がいると。



紛れをない、あいつのことだ。



「なにこれ、まず。」

血が口から滴っている。
口にあわないのだろうか?

ぺっと口から骨をだす。

「あ〜もう、もったいないですよ?」


ぼりバリバキバキ……

床に落ちた骨を食べる春音。



なんて、狂ってるんだろう。

でも、俺を狂わなきゃ……。













「なにしてる……の?何食べてるの?ゆう…た??






あぅ…………え?」








「ゆ………な?」
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